平岡びょうの50代から描く人生ノート

50代から始める介護・仕事・健康について

映画「家へ帰ろう」・久しぶりに映画を見て泣いた

介護施設で働いているびょうです。

 

秋になりました。

秋の夜長とは良く言ったもので、日々、日暮れが早まってきます。

さらに…

我が家は母が寝る時間がどんどん早まっているので

食後3時間は寝るべきではないという考えに従い、

どんどん夕食の時間が早くなってしまっています。

私自身は寝るのは早くても0時なので結構お腹が空きますが

うちはあくまでも主役は母なのです。

今の食事は17時。

父が存命中にも庭仕事の父が帰ったら食事だったので

17時の夕食、父が亡くなってからしばらくして、

あまりに早い食事だということで18時になっていましたが、

結局17時に戻ったという訳です。

そして、食後は母と映画や動画を見ます。

テレビドラマは次の機会までに前のあらすじを忘れてしまうので

映画か動画、という訳です。

動画は相変わらずスーツ旅行チャンネルを楽しんでいます。

我が家もそこそこ信者の域。

あの流暢な美しく知性に溢れるお話から、民放に変えた瞬間、

がっかりしますからね。

民放はほとんどがファミレスやコンビニのご飯の同調圧力的なレビューか

使い古された人気動画とともに芸人さんがけたたましく

「やばい!」を連呼しています。

そりゃ誰も見ませんよ。

そして、先日、アマゾンプライムで見た映画があります。

「家へ帰ろう」

uchi-kaero.ayapro.ne.jp

 

「待っていたのは70年越しの奇跡でした」

 

 

 

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現代は「THE LAST SUIT」

 

は!ここでもスーツ!www

 

2017年のスペイン・アルゼンチンの映画です。

孫に囲まれたいかつい老人、

ユダヤの音楽、

家を売られ老人ホームに入れられる前に

老人はある目的で壮大な家出を企てます。

日本の老人ホームにも多くの帰宅願望のお爺さんお婆さんがいますが

老人のイメージが全然違います。

第二次世界大戦ホロコーストを生き延びた老人の

人生を賭けた友情と約束の物語。

ひさしぶりに映画を見て泣きました。

説明はあまりありません。

最初は取っ掛かりにくいです。

ホロコーストを経験した人間が、なんで欧州を横断できるものだろうか!

と言ってスペインからポーランドまでの列車の行程で

ドイツを一足たりとも踏むものかと意気込む姿は

一見、滑稽ではありますが、その体験を考えると

安易に笑えるものでもありません。

88歳、足が悪くて切断を余儀なくされている身体で

果たして約束を守ることができるのだろうか。

 

この映画がいつもの単館系映画館に来た時に行きたかったのですが

仕事柄なかなか行くことも叶わず、やっと見ることができました。

こうした欧州の映画をみる度に思うのですが、

あちらは大人の文化が確立されていて人生を語ったり

素敵な音楽やウィットに富む会話が楽しめていいなあと思います。

この映画では、そこそこ歳を重ねた女性が複数出てきます。

みんな、深い優しさを持ってこの老人を支えます。

一番最後の看護師さんが美しかったと思いますし、

私も彼女のようにこの老人と出会ったら

多少大変でも、あの奇跡に立ち会えるように支援できる人でありたいと思いました。

 

 

映画「家へ帰ろう」はアマゾンプライムで見ることができます。

秋の夜長、コロナ蟄居をお楽しみください。

 

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