50歳からの仕事と人生

50代から始める介護・仕事・健康について

ダブルスタンダードの世の中でただ怖がるだけに生きたくない

介護施設で働いているびょうです。。

 

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お恥ずかしい話なのですが…

今、自分の住んでいる県に出されているのが

何なのかがもう、わかりません。

調べてみると、緊急事態宣言が出ている都府県に含まれていました。

でも、別に普通にお店も空いているし電車も朝夕は満員。

お店は早くに閉まるところもあるようですが、

私達の生活は何も変わらない。

それでも、介護施設で働いていると会社からは

できるだけ自宅で過ごすように厳しく言われています。

そしてSNSを見ると、夏休み期間には神奈川の知人が

楽しそうに家族で京都旅行に興じる姿が見られたこともありました。

神奈川は当時(今も)東京を抜く勢いで新規感染者が増えて

同時に京都の感染拡大も報じられていた頃です。

ひと度、車に乗ればいろんな場所の掲示板に

「県をまたぐ移動はやめまししょう」

「不要不急の外出は控えましょう」としつこく書いてあります。

最近では民法のニュースはワイドショー風になってしまいましたが、

そこでも感染に関する報道の最後は

「みなさん、不要不急の外出は控えましょう」と締められ、

「さて、次の話題です。ショッピングセンターの催事フロアに

 オリンピックに使われた○○の展示が行われていて、

 多くの人が来場しています。楽しそうですねえ」

みたいな流れにも良くなります。

 

今は…

緊急事態なんですよね?

緊急事態って、なんなん?

 

そもそも緊急事態宣言ってなんだろうと思っても、今ではもう

その定義や意義についてはネットでは見つけることができません。

私の気づいた範囲だと、

私が大好きなカラオケのお店が全部閉まっていることと、

飲食店でお酒が飲めなくなったこと。

それ以外、なんかあるっけ。

そして、緊急事態宣言が出ろうと出なかろうと、

私達福祉従事者や医療従事者は職場から外出自粛を要請されて

ほとんどの人がずっと、家と職場の往復の生活をしています。

私の友人の教師をしている人も同じ状態だし、

その彼女に至っては、去年の春からまったく外食をしていない、

と行っていました。

また、財閥系商社の友達はリモートワークで週に2回の出勤で、

通勤や日用品の買い物以外に出かける時には上司に申請が

必要なのだそうです。

私が思うに、このような超慎重派の友達同志で会食しても

感染には影響ないとは思うのですが、やはりそこはみんな

慎重派なので、もう2年ほどリアルでは会えていません。

 

不要不急の外出は控えよ、と言いつつも、

それが不要不急かどうかは故人の判断に委ねられ、

何かあれば個人の責任です。

三密は駄目ですよと言われながらも毎朝満員電車に揺られて

仕事に行っている人は沢山いるし、そういう方々のお陰で

私達の生活は守られています。

今の世の中で自助を目標と唱えるのはいかがなものかと言われると

菅総理は「コロナ禍でも創意工夫で事業を伸ばしている人はいる」と

反論なさっています。

それって、たまたま当たったに近い確率じゃないですか?

そして、無念にも新型コロナウイルスに感染してしまっても

多くの人が自宅療養です。

自宅療養?

【療養とは】

病気やけがの手当をし、からだを休めて健康の回復をはかること

私が考えていた療養とは、あくまでも手当しながら、なんです。

自宅療養なんて言うと、困ったことや体調が激しく落ちた時などには

巡回があったりして安心できるみたいな環境だと思っています。

今の自宅療養とは実質、自宅放置ではないでしょうか。

政治家や要人、人気の芸能人のみがすぐに入院できる世の中です。

改めて、ここ数年で国民にも上級下級があることを

知ることになった私達の世界。

 

好きで感染して死ぬ人はいません。

ちゃんと生活していても、死は私達に忍び寄ってきます。

明日明後日は大丈夫でも、

来週、来月、来年、生きている保障は私にもありません。

死ぬかもしれないから!と大騒ぎして、

旅行に会食にと派手に動いてSNSで宣伝して回るつもりは

ありませんけど、

ひたすら嵐が終わるのを待つ野中のウサギのように

潜って息を殺しているのも嫌です。

 

私はぼんやりではありますが、自分でボーダーラインを

作って行動しています。

平日・ひとり・自家用車・田舎・短時間

こうした条件を考えながら、人の少ない田舎の自然を

楽しみにひとりで車で出かけています。

マスクはもちろん、消毒液も持ち歩き、密も避けるので

行った先の店に人が多いと断念です。

最近の行き先は滝や湧水池です。

往復する中で、店舗ではもちろん、車内でのコンビニ商品の

飲食も控えています。

あと、どんなに対策をしていても、万が一、事故にあって

人と交流しないといけなかったり、

最悪の場合、病院に搬送される場合も考えられますから

とにかく安全運転を心がけています。

 

そして、そこまでしても感染してしまったら、

潔く認めて療養だし、療養中に命を落としても仕方がないと

考えようと、そこまで覚悟して出かけています。

それで会社から責められても、潔く認めようと思ってます。

そういう考えに基づき、

どうしてもどうしても、ここに行きたい!

というのがあれば、出かけます、すみません、

私の一度しか無い人生でもありますから。

 

先日、姉の家に荷物を届けた時。

姉も出勤以外はほとんど家に籠もって生活してますから

時折、季節の果物などを届けています。

そこで、誰がいつ死ぬかもしれない時代だから

何かあったらスマホを解錠していろんな手続きをして欲しいと

パスワードを教えて貰いました。

私はその時にはまだ告げていませんが、

次には私のパスワードと共に、ネット銀行などの情報も

教えておかないと、と思います。

終活が早まった感じです。

それでも、必ず必要なことですから、進めていきますよ。

「そんなに沢山死んでないじゃないか」

とコロナは風邪という人もまだまだいますが、

少なくともコロナがやってくるまでは、

私達は今のように毎日毎日死と隣り合わせではなかった

気がします。

 

緊急事態と言われながら、生活の補償もなく、

日々、働かなければいけない現代です。

声を押し殺して我慢していれば、コロナが失くなる日が、

来ると思いますか?

従来のウイルスに比べ強力な感染力を持つデルタ株も

当たり前に流行している今、

すでに国内に入っていたラムダ株の情報は隠蔽されていましたし、

次にはラムダの次のミューの報告がちらほらでています。

気をつけながらも、自分の人生を楽しみ充実させる

自分のボーダーラインを考えていくことは

大切だと感じます。

 

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